2002-06-14 第154回国会 衆議院 厚生労働委員会 第21号
このことは、単に国保保険者の統合などといった国保サイドのみの対策では解決できないものであります。全国市長会におきましては、全国町村会、国民健康保険中央会とともに、国民の間で給付と負担の公平を図り、安定した国民皆保険制度を維持していくため、すべての国民を通ずる医療保険への一本化、これを直ちに実施することが困難であれば、当面、医療保険財政の一本化を主張しております。
このことは、単に国保保険者の統合などといった国保サイドのみの対策では解決できないものであります。全国市長会におきましては、全国町村会、国民健康保険中央会とともに、国民の間で給付と負担の公平を図り、安定した国民皆保険制度を維持していくため、すべての国民を通ずる医療保険への一本化、これを直ちに実施することが困難であれば、当面、医療保険財政の一本化を主張しております。
このことは、単に国保保険者の統合などといった国保サイドのみの対策では解決できないものであります。全国町村会においては、全国市長会、国民健康保険中央会とともに、国民の間で給付と負担の公平を図り安定した国民皆保険制度を維持していくため、すべての国民を通ずる医療保険への一本化を直ちに実施することが困難であるとするならば、当面、医療保険財政の一本化を主張したいと思っております。
このことは、単に国保保険者の統合といった国保サイドのみの対策では解決できないものでありまして、全国市長会は、全国町村会、国民健康保険中央会とともに、すべての国民を通ずる医療保険への一本化、これを直ちに実施することが困難であれば、当面、段階的ではありますけれども、医療保険財政の一本化を主張いたしておるところでございます。
それから、今回御提案しております老人保健拠出金の見直しということをお願いしたわけでありますが、これは国保サイドは保険料負担が軽減されますけれども、被用者保険サイドは保険料負担がふえる、こういう格好になるわけであります。それらを合計いたしますと、政管健保で見ますと千三百六十億円保険料負担が減る格好になります。それからまた組合健保は四百三十億円減ります。
国保サイドから見ますと、この二千億を被用者保険サイドで負担していただきたいということでありますが、被用者保険サイドからしますと、そもそも退職者医療制度そのもののあり方を見直すべきであり、また抜本改革を前にした中で、そういった中で考えていくべきであるので、それまでの間現行制度というような状況でいくべきではないかということではないかと思います。
委員御指摘のとおり、なぜ二分の一なのかということについて算術計算的にぴたり出るということではないと、はっきり申し上げてそういうことであるわけでありまして、今回なぜ二分の一にそれではしたのかということでありますけれども、これは国保サイドとしては全額退職者医療制度で、ということは結局被用者保険サイドでということになるわけでありますが、負担すべきではないかという意見がありますし、それから被用者保険サイドからすればやはりそれは
一方、今回の法律改正によりまして、老人の拠出金の見直しをいたしますと、国保サイドは負担減になりますが、被用者保険サイドは負担増になるということであります。
一つが、老人加入率の上限二五%の問題、それからもう一つは、退職者医療の老人拠出金の負担ということでありますけれども、国保サイドにおきましては、平成十年度で見てみますと合わせまして約千百億円の負担軽減になるということでございます。そのうち半分が国庫負担でございますので、国保サイドの保険料負担が、厳密に申し上げますと五百六十億軽減される、こういうことでございます。
ただ、この赤字と申しましても、平成八年度、単年度赤字になった保険者と、ずっと従来から継続して赤字基調にあるという保険者がございますけれども、そういった意味では、国保サイドの赤字保険者の中で大部分が継続的に、慢性的に赤字傾向にあるということでありまして、千五百八十二の保険者が従来から赤字傾向にある。
老人の数が、国保サイドは非常にふえております。一方、そういった中で、老人保健というのは各制度がそれぞれ拠出して賄っておるわけでありますから、その拠出金の負担の公平というものを図る必要があるというふうに考えておるわけであります。
一方、診療報酬の改定に伴って、これはむしろ増加する要因になるわけでありますが、さらには、御指摘のとおり、今回の拠出金負担の見直しによるもの、これは被用者保険サイドは増要因、それから国保サイドは減要因、こういうふうな形になるわけであります。
そういう意味からしますと、やはり大きく分けて被用者保険サイドでの御意見と、それから市町村を中心にした国保サイドの御意見というのと、一言で言いますとどうしても利害が対立するような構図にならざるを得ないわけでございます。
それからしますと、今回の老人保健制度の加入者按分率の手直しといいますのは、あくまでも現在の仕組みというのを前提にいたしまして、国民皆保険という中で国民がどう賄っていったらいいのかということにつきましての被用者保険サイドと国保サイドという中でのいわば一つのぎりぎりの納得できる線としての選択であったんではないか、こう思いますので、関係者は私は納得していただいている改正内容ではないか、こんなふうに思っております
特に、特別総合保健施設事業というのは、国保の直営診療施設を有する市町村が地域における保健福祉サービスを総合的に行う拠点施設として、国保直営診療施設と連携をとりつつ、老健施設を 含むゴールドプラン関連施設を一体的に整備する場合に、その施設の整備及び運営にかかわる経費について補助を行おうと、こういうものでございまして、国保サイドにおけるゴールドプラン施策を一層充実強化する、こういう観点から新たに創設したものでございまして
○政府委員(古川貞二郎君) まず、ゴールドプランの推進というのは、高齢被保険者を多数抱える国保制度にとりましても大変意義のあるものであると考えておりまして、国保サイドとしても可能な限りゴールドプランを支援していきたい、かように考えております。
しかしながら、実は高齢化に向けて寝たきりをゼロにする、老人を寝たままにさせない、そして地域の中で安心して過ごせるようにするということを目標としているゴールドプランの推進は、裏腹といたしまして高齢者の大部分を抱える国保にとりまして極めて有意義なものであるということで、国民健康保険制度といたしましてもこのゴールドプランの推進に国保サイドからも全力を尽くしてまいりたいと考えております。
それから、国保サイドといたしまして、保険料の額について御説明申し上げたいと思いますけれども、元年度の一世帯当たりの保険料の額、これにつきましては、保険料調定額ベースで十四万二千円となっております。
いずれにしろ、国保サイドの努力、それから国保を周囲から支えて医療問題を地域全体で考える、そしてそうやっていく中で一元化への道をさらに推し進めていく、こう考えるべきでありましょう。このような見解から見ますと、間違いなしに、これは一元化への一里塚という点では大変評価ができます。さらに細部の点で細かく調整がつきましたならば結構なのではなかろうか。
二番目は、国保サイドの経営努力を推進すること。三番目は、国、都道府県知事の市町村に対する指導の強化を図ること。四番目、今回の改正案における悪質滞納者の定義を明確にすること。 以上について御答弁ください。
これは厚生省の考えでありますし、国保サイドでもそれが負担の公平である、こういうふうに言っておられるわけでございますが、私どもは、国の補助という補助金とそれから事業主負担という保険料というのはもう全然違うんだ。だから、それを差し引いて、その差し引いた結果が一人当たり同じだというその論法はもう全然違っておる、こういうことを言っているわけでございます。
○参考人(加地夏雄君) 国保サイドでこの赤字対策の問題についてどのようにこれから考えていくのか、こういう御質問であります。 改めて申し上げるまでもありませんが、日本の今の医療保険の問題はまさに老人医療の問題一点に集約されるわけであります。
つまり、どの保険者も同じ割合の老人数を抱えるという国保サイドの従来の悲願が実現することによってこの負担が軽減される結果だというふうに受け取っておりまして、何度も申し上げておりますように、老人医療費は共同事業として全保険者の拠出金でやっておるわけでございますから、それを公平にした結果の数値であるということで御理解をいただきたいと思います。
そういう意味で、国保サイドでは、昔から、医療保険というものは一元化すべきである、一元化するならば、それは医療費保険でなくて、そういう保健活動なりリハビリを含めた総合的な地域医療をやる市町村が一番適当である、こういう考え方が基本にあるわけであります。 今御質問の保健事業というのは、まさに今回御議論いただいておる老人保健法が取り上げた画期的な内容であります。
それから退職者医療、これについては、国保サイドの救済というような発想から出てきたもののようであります。
それを国保サイドから退職者医療というものを制度化するということは、むしろいまの制度を混乱させるだけではないのかという気もいたしますし、さらに、この退職者医療の問題が起こってきた一番素朴な意見は、これは大臣もとっくに御存じでしょうから申し上げる必要もないと思うのですが、結局、国保の財政の問題と、若い時分に高い保険料を払って、病気がちな年寄りになってからほうり出されるのはという個人感情もあるわけですから
なぜかというと、国保サイドから見るとなるほど国保の財政を軽減させる一助になるということですが、しかし、いま保険者集団を見ますると、組合管掌健康保険ではある程度やれるかもしれません、これにもできないところも実はあるようでございますが。
○国務大臣(田中正巳君) 国保サイドの点についてだけ、主管でございますから申し上げますが、現在国民健康保険は、御案内のとおり、財政が非常に各保険者とも悪く、これ以上の給付を上げるということは私はなかなか困難だというふうに思います。
仰せのとおり保健婦の活動は、国保サイドもありますし、また保健所サイドもございます。お互いに連携をしてやっていくべきものだと思います。